TYPE
総桐箪笥 胴丸型
三つ重ね 昇箪笥
昇箪笥は引戸の下が全て抽斗になっているモデルで、基本的に背の高い桐箪笥や上位型の桐箪笥によく用いられます。また和箪笥と昇箪笥のセットの事を夫婦箪笥とも呼びます。三つ重ねは3つの箪笥を重ねて出来ており下から下箱、中箱、上箱と呼びます。箪笥の中に作り込みを多く作る上位型の桐箪笥の場合、一般の桐箪笥よりも重たくなるので三つに分けることが多いです。
総桐箪笥 胴丸型
二つ重ね 和箪笥
基本的に本体が2つの桐タンスを重ねて出来ており、一般的に下の箪笥を下箱、上の箪笥を上箱と呼びます。一本立ちでは運べない場所でも分割して運べるため、桐箪笥市場では主流になっています。
総桐箪笥 胴丸型
二つ重ね 七段小袖箪笥
胴丸の風格はそのまま、小ぶりな本体の中に大容量の抽斗を確立した七段小袖です。本体から抽斗まで、すべてを桐の木の柾(まさ)で作っているため、二つ重ねでありながら上から下まで一本の木で通しているため、とても美しい木目が特徴です。三杯の子抽斗と大きな抽斗六杯には隠し鍵を含めすべてに鍵がかけられます。そのほかにも隠しの箱がつきます。
総桐箪笥 胴丸型
五尺箪笥 柿渋仕上げ「嘉来」
東福太郎が第26回国民文化祭京都2011美術「工芸」にて南丹市長賞を受賞した形で、あづまの新たな可能性を世に出した箪笥です。本体は美しい柿渋仕上げの桐箪笥に焼桐の持ち手をつけたオール桐のモデルです。