修理・リメイク
修理・リメイク


伝統の素晴らしさを生かし、新たな命を吹き込みます。
桐箪笥 洗い替え
単に洗い替えといってもピンからキリまでありますが、弊社では大きく分けて現状の形状を修理し塗装しなおす一般的な洗い替えと、形状加工を行い新たな作品へと生まれ変わらす作り替えの二通りがあります。

【洗い替え】
弊社の洗い替えはオーダーメイドの洗い替えです。お客様のご要望に合わせた洗い替えは価格、使用、直し方のオーダーが出来ます。他社ではできないと断られたものでも、出来るだけお受けしております。

【作り替え】
弊社の作り替えは簡単に言うと焼き仕上げの箪笥を削りなおして漆仕上げに変更したり、
二つ重ねの和箪笥を二棹の小箪笥に作り替えたりする技術です。お客様のご要望に合わせて思い出のある家具を使い、お客様の新たな暮らしに合う家具に生まれ変わらせます。

桐箪笥 洗い替え Befofe After

この箪笥は大好きだった御婆ちゃんの箪笥を御嫁入りに持って行きたいというお孫さんのたっての希望により加工させて頂きました。お預かりさせて頂きました時は前面の面木が何本かわれていたりしていました。塗装の面では完全に砥の粉がとれて木地が出ていましたが比較的にきれいな方でした。

この箪笥の洗い替えは、お客様のオーダーにより弊社独自技法の焼き桐柿渋砥の粉仕上げで仕上げさせていただきました。またそれに合わせてお客様が選ばれました牡丹の花の金物をつけさせて頂きました。壊れていた抽斗の鍵も新しい物とお取替えしております。


桐箪笥 作り替え
桐箪笥 作り替え Befofe After

この品物はお寺様の奥様が嫁がれたときに持ってこられた引き戸タイプの長持ちです。とてもきれいに使われていたために損傷は少なかったですが、経年変化による砥の粉の変色が見られました。

その他には本体の天板が湿気などにより激しく沿っていました。この長持ちを御主人の法衣を入れる箪笥に作り替えて欲しいと依頼を受けました。

この長持ちの作り替えは右側に四尺の大きな抽斗を四段、左側に小抽斗を五段で作り替えさせて頂きました。また今回抽斗として使うため、引き戸を外し引き戸の溝を全く分からないように埋め木をしてから抽斗を本体内に加工させて頂きました。今回の仕上げは伝統工芸品の仕上げである砥の粉仕上げで仕上げさせていただきました。


漆塗り箪笥 洗い替え(紫塗)
漆塗り箪笥 洗い替え(紫塗) Befofe After

この箪笥は歴史あるかやぶき屋根の御屋敷の修繕の際に蔵にある数本の箪笥と長持ちをお預かりさせて頂きました中の一つです。

この箪笥は色漆仕上げで仕上げられていました。この箪笥は漆の色の焼けがありましたが比較的にきれいな状態でした。

今回の洗い替えは漆の箪笥の漆をはがすところからはじまりました。世界最高の耐久性を誇る漆は、永い年月がたっていてもはがしにくい部分が多く大変でした。ただこの工程をきちんとしていないと後の漆塗りがうまく出来ませんので手を抜けません。この箪笥の仕上げは麻布を下地に張り色漆で塗り仕上げてあります。金物はオリジナルの物を仕上げ直しさせて頂いております。


漆塗り箪笥 洗い替え(緑塗)
漆塗り箪笥 洗い替え(緑塗) Befofe After

この長持ちは歴史あるかやぶき屋根の御屋敷の修繕の際に蔵にある数本の箪笥と長持ちをお預かりさせて頂きました中の一つです。

この長持ちは色漆仕上げで仕上げられていました。この長持ちは塗装の剥がれと痛みが数か所見られました。

今回の長持ちは雰囲気を変えるため仕上げを緑色の漆で仕上げさせて頂きました。また緑色の漆で仕上げてからふち周りを黒漆で仕上げているため長持ちが引き締まって見えるようになりました。また金物はオリジナルのものと新しい物を新たにゴールドに塗装し直して使わせて頂きました。緑の漆とゴールドの金物が調和し新たな作品として生まれ替わりました。